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「スーパーナチュラル」を見た感想。ウィンチェスター兄弟のコンビネーションが素敵!

まず驚いたのは、主役のウィンチェスター兄弟の一貫したキャラクターです。
モンスター退治をしていく中で、性格の違い、考え方や価値観の違いを、二人が思い知っていきます。

その度に反省や改心をするものの、根本的な性格は変わりません。弟サムはいつも冷静で合理的、一方、兄のディーンはいつも出たとこ勝負。
二人が揉めるのは、いつだって互いの性格の度が過ぎた時です。
あとから悪かったと謝るのですが、それによって二人の性格が大きく変わったりはしません。
やはり弟は利口で、兄は粗野なままです。

二人の性格がまるで正反対、それでいて、それぞれが強い信念を持っています。衝突しないわけがありません。
ケンカしながらモンスター退治。
けれど狩りになると、途端にを見せる。
そこが、一番の見せ所だと思います。

シーズンを増すごとに、劣化することもなく、次々と新しいネタが提供されて、視聴者を飽きさせません。
全体的にシリアスな物語です。

仲間が死んだり、絶望を味わったりというシーンでは、ぐっと深く重く表現されています。
ですが、時には一話丸々ギャグで終わってしまうことも。
そんな息抜き回があることで、よりシリアスを際立たせます。

話のメリハリが、この作品をとても印象深いものにしているようです。
主役の二人もさることながら、周りを固める脇役達のキャラクターも個性豊かです。
悪魔でありながら平和的、天使でありながら残酷。
時折ちぐはぐとした内面を垣間見せて、天使や悪魔といえども親近感を覚えます。

ウィンチェスター兄弟は、信用していた仲間に何度となく裏切られ、多くの仲間を失って、夢も希望もなくす時があります。
それでも人間を愛し守っていくことは、ちぐはぐした兄弟の間で共通した思いのようです。
そんな二人の思いに安心します。

超常現象に触れて、本性が暴かれ挫けた時、そこからどう立ち直って戦っていくのか。
転じて、生き様や人としての在り方などを、問われているような気がします。

何か強い信念を持つことができたなら、それが自信になり、言葉や行動になって、運命を切り開いていけるのかもしれません。
強い信念は大げさなことじゃなくていいのでしょう。
ディーンだって「何があってもサムを守る」という思いなのですから。
それならば、自分の中にもあるような気がします。
それを強い信念として、彼らのような強い勇気が持ちたいものです。